合コンがバレたときは彼女にどう対処すべきなのか?

しまった。と思ったときは遅い、というのが人生だ。俺はとうとうやってしまった。彼女に「合コン」に行ったことばバレてしまったのだ。確かに週に二回は行ってたから「行き過ぎ」だったとは思う。しかし、アリバイはしっかりしているつもりだった。俺は、趣味でフットサルをしていた。まぁ、いわば体育館でやる小さなサッカーってところか。その活動を利用して合コンのアリバイ作りにしていたのだった。「今日は、フットサルの練習だから行ってくるよ。またいつもどおり反省会があるから先にご飯とか食べててね」これが合コン出発時の定番の台詞だった。いつかはバレるだろう。そう思ってはいた。でも、まさかこんなにも早くバレるとは思っていなかった。「つまり、反省会っていうのは初対面の女の子たちとお酒を飲むことだったんだ?」彼女の攻撃は最初から毒ありまくりだ。俺は、彼女がどこまで「情報」を握っているのかわからなかったのが悔しかった。そこがはっきりしないと無闇やたらに反論もできやしない。「ねー人の話聞いてるの?」「あ、うん」いったい、彼女はどのようにして俺が合コンに行ったことを知ったのだろうか。そのあたりを俺は本気で知りたい。「居酒屋に行って、そのあとカラオケなんだよね?」どうやら昨日の流れのことはすべて把握しているようだった。味方にスパイがいたのだろうか。「しかも、すごいのが居酒屋で過ごした女の子たちとカラオケで過ごした女の子たちは別のグループってことだよね。一晩に二回も合コンをやったってことよね? 相当、反省したかったんだ?」彼女のトークはノリに乗っている。その勢いをどうにかして止めさせたい。俺は冷静になって考える。誰が犯人なのか。「いつも反省会っていうのは合コンのことだったんだ?」この台詞は罠なんだろうか。しかし、俺はこう言うしかない。「いや、昨日たまたまだよ、いつもは男臭いかんじでさ」彼女の目が俺を捉える。二秒間。「あ、そうなんだ」ちょっと勝機が見えてきた。俺は勇気を出して聞いてみる。「ところで、どうやって昨日のこと知ったの?」彼女は真顔で答えた。「途中でカラオケに参加した子がいたでしょ? あれ、私だよ?」